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大和物流、京都に3拠点目の物流センターを着工

2021/02/01

大和ハウス工業グループの大和物流(株)は2月1日、京都府久世郡久御山町で物流施設「(仮称)久御山物流センター2」を着工した。

●「(仮称)久御山物流センター2」の特長
(1)効率的な入出荷業務を実現する施設仕様
同センターは、効率的な入出荷作業を実現する多層階の物流倉庫。施設面では、屋内トラックバースを採用することで、上階層の保管可能面積を広く確保するほか、天候に左右されない入出荷業務を行うことができる。搬送設備は、4層の倉庫内に貨物用エレベーターと垂直搬送機をそれぞれ 3基設置し、効率的な貨物の搬送を可能にする。

(2)物流リソースの連携による安定的な施設運営
同センターは2万4,501.50平方メートル(約7,411.70坪)の延床面積を誇る物流施設のため、分散された企業の物流拠点集約にも対応できる。「久御山物流センター」(約3,309.04坪)、「京都物流センター」(約4,381.03坪)と、京都エリアの3施設合計で約5,000 坪の物流スペースを確保することで、繁閑による在庫量の増減への対応や、車両や人員の連携による安定的な施設運営、顧客へのソリューション提案を展開していく。

●今後の運用
同センターは交通利便性と充実した施設仕様を活かし、関西エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けに効率的な保管・輸配送拠点として運営する。

●施設概要
名称:大和物流(株)「(仮称)久御山物流センター2」
所在地:京都府久世郡久御山町林高黒1番1、林八幡講27番9
敷地面積:1万2,233.97平方メートル(約3,700.78坪)
延床面積:2万4,501.50平方メートル(約7,411.70坪)
構造・規模:鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート造、地上5階建(倉庫4層)、低床式
床荷重:2.0t/平方メートル
搬送設備:貨物用エレベーター3基(3.6t:1基、4.6t:2基)、垂直搬送機3基(1.8t)
アクセス:第二京阪道路・久御山南ICから約2km、京滋バイパス・巨椋ICから約5km
最寄り駅:近鉄京都線・大久保駅から約1.5㎞
着工:2021年2月1日
竣工:2022年1月末予定
稼働:2022年2月予定
施主:大和物流(株)
設計・施工:大和ハウス工業(株)
運営:大和物流(株)
URL:https://www.daiwabutsuryu.co.jp/center/kumiyama-2

●「(仮称)久御山物流センター2」完成予想図(上)、立地(下)

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