[最新ニュース] 物流・生産拠点

日通、国内3拠点目の富山医薬品センターを竣工

2021/01/26

日本通運(株)は1月21日、新たな医薬品サプライネットワーク構築の核として新設する国内4拠点(東日本、西日本、富山、九州)のうち、3拠点目となる富山医薬品センターの竣工式を実施した。

同社は医薬品に関するGDP(Good Distribution Practice:適正な流通基準)の日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応し、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークを構築することを計画している。

今回、医薬品関連産業が集積する富山市で竣工した富山医薬品センターは製品化された医薬品の国内供給のみならず、医薬品の主要製造地において製造事業者様のバックヤードとして利用できる流通サービスも提供し、原料、原薬の調達、輸入、製品輸出等、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えた戦略的拠点として位置付けている。

同センター竣工に引き続き、2月には東日本医薬品センター(埼玉県久喜市)を竣工し、国内4拠点でのサービス開始を予定している。

●富山医薬品センターの特長
・規範としてGDPをクリア
・定温、保冷の温度管理等、医薬品サプライチェーンのあらゆるニーズに対応
・保管エリアは温度とセキュリティを総合監視
・災害等に備えた構造および非常用発電設備の設置

●倉庫概要
住所:富山県富山市新庄本町2丁目8番59号
敷地面積:1万5,373.79平方メートル
建築面積:3,112.46平方メートル
延床面積:1万1,036.15平方メートル
構造:5階建(鉄骨造)
設備等:耐震構造、耐火構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備、他

●富山医薬品センター外観(上・下)

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