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大和ハウス工業、沖縄県最大の物流施設着工へ

2021/01/13

大和ハウス工業(株)は1月12日、沖縄県豊見城市に同県最大(※)の物流施設「DPL沖縄豊見城」ならびに「DPL沖縄豊見城Ⅱ」を開発すると発表した。なお、「DPL沖縄豊見城」は2月1日に、「DPL沖縄豊見城Ⅱ」は4月1日に着工する。

※「DPL沖縄豊見城」「DPL沖縄豊見城Ⅱ」をあわせた延床面積が沖縄県最大。

●特徴
(1)沖縄県最大のマルチテナント型物流施設
沖縄県最大のマルチテナント型物流施設で、沖縄コンベンションセンター約6個分に相当する延床面積約12.3万平方メートル(DPL沖縄豊見城:約4万平方メートル、DPL沖縄豊見城Ⅱ:8.3万平方メートル)となる。貸床面積7,000平方メートルから入居可能で最大13社(DPL沖縄豊見城:4社、DPL沖縄豊見城Ⅱ:9社)のテナント企業に対応可能。

(2)「職育近接」テナント企業の職場環境整備支援として保育所を併設
「DPL沖縄豊見城Ⅱ」はテナント企業の従業員が仕事と子育てを両立できるよう、保育所を施設内に完備。テナント企業の職場環境の整備に取り組む。

(3)4温度帯での管理を可能にすることで食品物流にも対応
 「DPL沖縄豊見城」ならびに「DPL沖縄豊見城Ⅱ」では、冷凍・冷蔵・定温(15~20℃)・常温の4温度帯に対応できる物流施設となる。これにより、低温加工食品のコールドチェーンで求められる品質・衛生管理が可能。

(4)グローバルサプライチェーンにも適した好アクセスの立地
「DPL沖縄豊見城」ならびに「DP沖縄豊見城Ⅱ」はグローバルサプライチェーンにも適した、交通アクセスに優れた好立地にある。同物件は日本を含むアジア主要都市をカバーする利便性の高い沖縄県に位置。24時間の通関や深夜の離発着が可能な沖縄那覇空港から約5km、浦添ふ頭から11kmと空運・海運からのアクセスに優れている。また、居住者が増加傾向にある沖縄県豊見城市での開発となり、労働力確保にも適している。

●「DPL沖縄豊見城」建物概要
名称:「DPL沖縄豊見城」
所在地:沖縄県豊見城市字与根西原50番110
アクセス:那覇空港へ10分、浦添ふ頭へ20分
敷地面積:2万9,762.76平方メートル(9,003.23坪)
延床面積:3万9,970.60平方メートル(1万2,091.10坪)
構造・規模:鉄骨造2階建て
施工会社:(株)大林組
着工日:2021年2月1日(予定)
竣工日:2022年3月14日(予定)
駐車台数:乗用車197台、トラック119台
総事業費:約72億円

●「DPL沖縄豊見城Ⅱ」建物概要
名称:「DPL沖縄豊見城Ⅱ」
所在地:沖縄県豊見城市字与根西原50番114
アクセス:那覇空港へ10分、浦添ふ頭へ20分
敷地面積:5万3,273.43平方メートル(1万6,115.21坪)
延床面積:8万3,201.64平方メートル(2万5,168.49坪)
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造ならびに鉄骨造3階建て
施工会社:未定
着工日:2021年4月1日(予定)
竣工日:2022年8月31日(予定)
駐車台数:乗用車293台、トラック155台
総事業費:約147億円

●「DPL沖縄豊見城」(右)、「DPL沖縄豊見城Ⅱ」(左)(イメージ図)

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