SGホールディングスグループの佐川急便は7月17日、東京都江東区に新設した「関東ハブセンター」を7月21日より本格稼働すると発表した。
今回本格稼働する関東ハブセンターは、関東エリアにおける輸送ネットワークのさらなる効率化を目的とした大規模中継拠点。輸送ネットワーク網の要として荷物の集約効果を高めることで、積載効率の向上、また大型トラック運行台数の最適化することで、物量増への対応強化を図る。
さらに、自動化設備の導入により、省人化および人員配置の最適化を図り、安定的かつ高品質な輸送体制の構築を進める。

●特徴
①関東エリアの輸送ネットワークを強化
関東ハブセンターは、関東エリアにおける幹線輸送の重要拠点として、各地から集まる荷物を集約・仕分けし、次の輸送先へつなぐ役割を担う。拠点間輸送の効率化を図り、より安定した輸送ネットワークの構築を進める。
②輸送効率化とCO2排出量削減への取り組み
荷物の集約効果を高めることで、大型トラックの積載効率を向上させ、運行台数の最適化を目指す。これにより、輸送に伴うCO2排出量の削減にもつなげ、持続可能な物流の実現に貢献していく。
③自動化設備による省人化・品質向上
施設内には自動化設備を導入し、仕分け作業の効率化と省人化を図る。これにより、人員配置の最適化を進めるほか、物流品質の維持・向上を目指す。
●拠点概要
拠点名称:関東ハブセンター
所在地:東京都江東区
延床面積:87,561.31㎡ ※中継センターが入居する施設の延床面積。
処理能力:5万個/h
バース数:162バース
主な役割:関東エリアにおける中継機能の強化、輸送ネットワークの効率化
●今後の展望
佐川急便は、全国の主要エリアにおけるハブ機能の強化を進め、より効率的で環境負荷の少ない輸送ネットワークの構築に取り組んでいる。関東エリアにおいては、今回本格稼働する関東ハブセンターと、既存の大型物流施設「Xフロンティア」内の中継機能が連携することで、首都圏を中心とした輸送ネットワークの安定性と効率性をさらに高めていく。両拠点の機能を最大限に活用し、関東エリアにおける荷物の集約・仕分け・幹線輸送を支える基幹インフラとして、より高品質な物流サービスの提供を目指す。
また、関東ハブセンターに続き、2027年2月には兵庫県尼崎市に「関西ハブセンター」、2028年には福岡県に「九州ハブセンター」の稼働開始を予定している。
これらの大型ハブセンターを順次展開することで、関東・関西・九州を結ぶ広域輸送ネットワークの最適化を図る。長距離輸送における積載効率の向上、幹線輸送の安定化、CO2排出量の削減、物流品質のさらなる向上により、将来的な物量増加や輸送需要の変化にも柔軟に対応できる、持続可能な輸送体制の構築を目指す。

