アサヒロジスティクス㈱は6月5日、5月13日に富山県射水市に「富山ドライ物流センター」を開設したことを明らかにした。

同センターは、北陸地方および富山県における同社初の物流拠点となり、スーパーマーケット向け専用センターとして、ドライグロサリー商品・酒商品の在庫保管および店舗別仕分け業務を行っている。北陸・東海エリアの約90店舗への物流機能を担い、地域における安定した食品物流インフラの構築に貢献していく。
また、同センターでは、省人化・省力化を目的として、独自の物流ノウハウを活用した自動入出庫システム「DoBican!(ドビキャン)」を進化させた、量販物流向け自動化システム「DoBican Plus!(ドビキャンプラス)」を導入している。
「DoBican!」は、“ドリンク・ビールのケース仕分けが簡単(canたん)にできる”という意味を込めた、同社オリジナルの名称。これまでコンビニ業態向け物流において、ドリンク・ビール類のケース仕分け自動化設備として運用してきた。
今回導入する「DoBican Plus!」は、その技術をベースに、スーパーマーケット向け物流へ対応できるよう機能を拡張した設備。従来のケース品に加え、加工食品やオリコン商品の仕分けにも対応可能とし、量販物流向けに進化させたもの。
同設備は、ケース自動倉庫、フェースピッカー、多関節ロボット、自動搬送コンベヤ、カートケースローダ等を組み合わせた自動化システムで、自動倉庫へ商品を入庫することで、各店舗向けのピッキング作業からカート台車への積付作業までを、人の手を介さず自動で行うことが可能。
また、ケース自動倉庫は段ボール品に加えてオリコン品にも対応。システム全体として高効率な店舗向け出荷オペレーションを実現する。
なお、先行導入している草加常温センターでは、本稼働後に約50%近い生産性向上を実現しており、従来の約半分の人員での運営を可能としている。創出された人的リソースを他業務やサービス品質向上へ振り向けることで、より付加価値の高い物流オペレーションを実現している。
北陸エリアへの展開で、より多くの地域の暮らしを支えるコンビニ物流の自動化技術を量販物流へ展開
同社は会社設立以来、関東エリアを中心に物流拠点の展開を進めてきたが、その後、東日本大震災を契機に、多くの顧客からの「東北の物流を支えてほしい」との要望を受け、東日本全域へと事業エリアを拡大してきた。
今回の富山ドライ物流センター開設により、関東・東日本に加え、北陸エリアにおいても、より多くの顧客の物流を支える体制を構築する。

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