アサヒロジスティクス㈱は5月19日、5月2を8日、大阪府茨木市に「アサヒロジスティクス㈱ 茨木共配センター」を開設すると発表した。

同センターは、同社として関西圏初となる“共配センター機能”(※)を有する物流拠点。東日本を中心に構築してきた共配ネットワークを中部・関西エリアへ拡張し、東名阪を結ぶ幹線輸送体制のさらなる強化を図る。

※複数の顧客の商品を集約し、同じ車両で配送しているセンター。同社では現在、12か所の共配センターを構えており、それらのセンターをつなぐ共配ネットワークを構築することにより、より効率の良い物流の提案が可能となる。

「茨木共配センター」

拠点概要

●開設の背景と目的
近年、物流業界では「物流2024年問題」に代表されるドライバー不足や労働時間規制への対応が大きな課題となっている。特に食品物流分野では、安定供給を維持しながら、より効率的かつ持続可能な輸送体制の構築が求められている。

同社では現在、関東・信越・東北エリアに12か所の共配センターを配置し、東日本全域をカバーする共配ネットワークを構築している。今回、関西圏初となる共配センターを配置することで、これまで自車で対応が難しかった中部・関西エリアへの対応力を強化し、東日本から中部・関西までを結ぶ広域物流インフラの構築を進めていく。

また、本センターを西日本展開に向けた重要拠点として位置付けることで、東名阪幹線輸送のさらなる強化と、安定した食品物流体制の実現を目指していく。

●茨木共配センターの特徴
茨木共配センターは、外食チェーン、メーカー向けの在庫保管・仕分け・配送機能を備えた物流センターとして運営する。食品全般および包材・資材を取り扱い、店舗配送まで一貫して対応する。

同社は関西エリアでは、大阪大正営業所、西淀川営業所、加古川営業所の3拠点を展開しているが、いずれも配送機能に特化した営業所となっている。

今回開設する茨木共配センターは、関西初の「在庫」「仕分け」「配送」を一体化したセンターとなり、顧客の物流面を一括して引き受けることが可能。また、グループ会社の㈱レインボー物流(大阪府高槻市)とも連携し、グループ全体でより柔軟かつ幅広い物流サービスの提供を可能にしていく。さらに、電動パレットラックの導入を予定しており、作業・保管の効率向上を図ることで、持続可能な物流体制の構築にも取り組んでいく。

●今後の展望
同社は中期経営ビジョンとして掲げる「東日本から中部・関西までの食と農を支える物流インフラを確立しよう!」の実現に向け、東名阪をつなぐ物流ネットワークの強化を進めるほか、より安定的で高品質な食品物流サービスの提供を目指していく。