プロロジスは1月26日、福島県郡山市で開発中の先進的物流施設の集積拠点「福島郡山LLタウン」において、4棟目の開発となるマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」の起工式を挙行したと発表した。すでに賃貸面積の約30%において入居が決定しており、引き続き入居企業を募集している。

「プロロジスパーク郡山2」完成イメージ

起工式には、郡山市の椎根健雄市長をはじめ、設計を担当する㈱フクダ・アンド・パートナーズ 代表取締役の福田哲也氏、施工を担当する川田工業㈱ 代表取締役社長の川田忠裕氏、プロロジス 社長の山田御酒氏等の関係者が参列し、工事の無事と事業の発展を祈願した。

郡山プロジェクト開発予定地

●計画概要
「プロロジスパーク郡山2」は、49,600㎡の敷地に、2階建て46,600㎡のマルチテナント型物流施設として開発される。福島県内の物流不動産市場において最大級で、梁下有効高は5.5m、床荷重は1㎡当たり1.5tを確保した汎用性の高い大型物流施設となっている。

入居企業の物流作業・搬出入の効率向上を考慮し、1階に両面バースを採用した。庫内には、荷物用エレベータと垂直搬送機をそれぞれ5台備える計画。1・2階を一体で利用できる賃貸区画として4区画を想定しており、各区画に専用のエントランスと事務所を配置する。1階には来客対応や休憩に適したラウンジスペースを区画ごとに設えており、区画内に必要な機能が集約された使い勝手の良い施設となっている。また、敷地内には、約16台のトラック待機場のほか、約350台の乗用車駐車場を確保している。

セキュリティ面では、常時有人警備を実施して、24時間365日の入居企業の事業継続をサポートする。加えて、停電時や災害時にもトイレ・通信・セキュリティ等の機能を維持できる災害用発電機、緊急地震速報、災害用無線機、備蓄型組立式個室トイレ「ほぼ紙トイレ」等を備えている。

●「プロロジスパーク郡山2」計画概要
名称:プロロジスパーク郡山2
開発地:福島県郡山市大槻町中ノ平地内
敷地面積:49,619.86㎡(15,010坪)
計画延床面積:46,692.20㎡(14,124.39坪)
構造:地上2階建て、鉄骨造
着工:2026年1月
竣工予定:2027年8月

●物流拠点集積パーク「福島郡山LLタウン」について(※1)
「福島郡山LLタウン」は、プロロジスとフクダ・アンド・パートナーズが共同開発する物流施設集積拠点。約138,000㎡の敷地において、プロロジスがヤマト運輸のBTS型物流施設(特定企業専用物流施設)「プロロジスパーク郡山1」およびマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」を開発する。フクダ・アンド・パートナーズがヤマト運輸のBTS型物流施設「福島郡山LLタウン棟」は昨年竣工した。また、同社が展開する「福島郡山未来共創センター」を物流施設に併設する予定であり、県や市と連携した高度な防災機能を持った物流集積拠点として開発中。

2025年10月にはプロロジスと、福島県郡山市、ヤマト運輸、NTT東日本 福島支店、フクダ・アンド・パートナーズと「災害時における避難者支援・指定避難所等の協力及び物資等の緊急輸送等に関する協定書」を締結した(同社リリース発表:2025年10月20日)。「福島郡山LLタウン」を核に、産官連携による地域防災を実現する。

プロロジスパーク郡山2(鳥瞰イメージ)

※1:「LLタウン」(フクダ・アンド・パートナーズ登録商標)の「LL」は「Logistics」と「Lifeline」を表しており、物流施設が人々の暮らしを守るサステナブルな存在となるとの想いを込めている。