センコーグループホールディングス㈱(センコーGHD)は2月13日、センコー㈱が湾岸弥富PDセンター(延床面積:4万4,898㎡)において屋根上に容量984kWの太陽光パネルをオンサイトPPA(第3者保有)モデルを活用して設置し、2025年2月12日より運転を開始したを発表した。

湾岸弥富PDセンター外観

同センターでは、2023年4月の開設当初(建設資金は2020年9月発行のグリーンボンドで調達)より、環境ベンチャー企業と協力して太陽光路面発電パネルや中古EVの廃バッテリを再利用した小型蓄電池等の先進的環境設備をセンコーグループの物流センターとして初めて設置している。

さらに、公的補助金を活用して193.5kWhの蓄電池も設置し、昼間に蓄電した電力を夜間に利用することで、より安定したエネルギー供給を実現。同センターの再生可能エネルギー比率を41%まで高めていく見込みとしている。

センコーは東海エリアの小牧北支店 小牧北第2PDセンター(2024年10月2日開設)でもオンサイトPPAモデルによる太陽光発電を2025年2月頃に予定しており、倉庫屋根上を活用した再生可能エネルギーの導入で脱炭素化社会の実現に貢献していく考えとしている。