カナダ総合不動産コンサルティングサービス・投資運用大手のコリアーズの日本法人であるコリアーズ・インターナショナル・ジャパン㈱は2月5日、リーシングマネジメント業務を受託している「つくば東光台物流センター」が満床稼働したと発表した。

同センターは、圏央道・つくば中央IC出入口から約5km、常磐自動車道・谷田部IC出入口から約9kmに位置し、関東全域への配送や東京都心まで車で約1時間で配送可能な立地にある。また、設備は荷物用エレベータ2基に加えて、垂直搬送機4基が備わっており、迅速な運用をサポートしているほか、梁下有効高5.5m、床荷重1.5t/㎡、高床式バース、ドッグレベラ4基設置という基本スペックを有している。
コリアーズ・ジャパンのインダストリアルリーシングは、短期間で周辺マーケットを把握したことにより、2024年6月に物流やサプライチェーンマネジメントサービスを提供する㈱エー・エム・エスの自社物件拡張のための4,400坪の賃貸借契約締結を完了させた。さらに、2025年1月には、物流施設の仲介・サブリースを行うディールエージェント㈱との2,200坪の賃貸借契約締結を完了させ、2025年2月から満床稼働となった。
首都圏でも茨城エリアの物流施設の空室率は高く、テナント誘致の競合環境が厳しい状況でありながら、適切なリーシング期間で満床稼働を実現させたのは、豊富な物件データと相場情報から適正な賃料を設定し、周辺エリア調査から、広告展開、内覧会、テナント候補企業との条件交渉、契約締結まで一貫したサポートを行った結果としている。
●物件概要

●コリアーズ・ジャパンのインダストリアルリーシング
https://www.colliers.com/ja-jp/services/industrial