SGホールディングスグループの佐川急便㈱は10月27日、東京都江東区に大規模な東京中継センターを新設すると発表した。稼働開始は2026年2月の予定。

完成予想図(イメージ)

新設する東京中継センターは、関東エリアの中継機能の強化と輸送ネットワークのさらなる効率化の推進を目的としており、現在稼働中の大型物流施設「Xフロンティア」内の佐川急便中継センターに次ぐ規模となる。

関東エリアにある7か所の中継拠点を本施設に集約し、輸送ネットワーク網の要として荷物の集約効果を高める。これにより積載効率を改善でき、大型トラック運行台数の最適化やCO?排出量の削減効果を見込んでいるほか、自動化設備を導入することで省人化を図り、人員配置の最適化を行う。さらに同社は持続可能な物流の実現に向け、2026年7月に関西エリア中継センターの新設も予定している。

●大型中継センター

※東京中継センターとXフロンティア内中継センターの延床面積は、中継センターが入居している施設の延床面積。