SBSホールディングス㈱は3月1日、SBSフレック㈱が同日、宮城県仙台市に「東北低温DC」を開設、稼働したと発表した。

「東北低温DC」外観

SBSフレック最大規模となる同センターは、敷地面積約6,800坪、延床面積9,300坪、地上4階建ての建物になり、同社が借用する2階と4階部分の倉庫スペースは約3,000坪となる。仙台港まで約15分、東北各県につながる仙台東部道路・仙台東インターまで約8分と、優れた交通アクセスを誇る。

2階は現行の仙台センターを移転し、従来の顧客向けのチルドメインの倉庫。4階はフローズンをメインにした倉庫となり、成長著しい冷凍食品業界の顧客の利用を想定しているほか、冷凍食品のEC販路拡大を狙う顧客には、SBSグループ独自のEC物流プラットフォーム「EC物流お任せくん」の提供も可能としている。

SBSフレックでは、北海道・東北エリアと関東各都市を繋ぐ大型3温度対応物流施設「東北低温DC」を通じ、食のサプライチェーンを多角的に支えることで顧客のさらなる成長と事業の拡大に貢献していくとしている。

●施設概要
名称:東北低温DC
住所:〒983-0034宮城県仙台市宮城野区扇町1丁目5-17
倉庫:4階:[天井有効高:7.5m]チルド:490坪 フローズン:1,200坪
   2階:[天井有効高:5.7m]ドライ:120坪 チルド:990坪 フローズン:270坪
   (1階・3階:㈱日本アクセス「仙台低温物流センター」)
設備:荷物用エレベーター[2基]開口:2.8m 奥行:4m 高さ:3m 積載量:5,000kg ※1基あたり
   接車バース(2階)[22バース]
   40ftトレーラ(ドッグレベラー設置):2バース、10t:8バース、2~4t:12バース
   スタンバイ設置バース有
駐車場:トラック待機場:11台、来客用:3台