埼玉県宮代町と大和ハウス工業㈱は1月17日、「災害時等における一時避難施設としての使用に関する協定書」を締結した。

今回、宮代町と大和ハウス工業は地震等の災害発生時に、マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」内の共用部分を一時避難場所として提供したり、自家用車がランプウェイを活用して上層階へ退避できたりするよう、同協定書を締結した。

マルチテナント型物流施設「DPL久喜宮代」
締結式の様子。左より大和ハウス工業㈱ 執行役員 東京本店長の更科雅俊氏、宮代町長の新井康之氏

●本協定書の内容
(1)「DPL久喜宮代」内共用部分(カフェテリア・トイレ等)の一時避難場所としての提供
(2)「DPL久喜宮代」敷地内を駐車場として提供
(3)本協定による支援として行うことが相当と認めたもの

●締結日
令和5年1月17日(火)(※同日、宮代町役場2階談話室で締結式を開催した)

●物流施設「DPL久喜宮代」概要
施設名:「DPL久喜宮代」
所在地:埼玉県南埼玉郡宮代町大字国納字横町708-4他110筆
敷地面積:7万1,743.67㎡(2万1,702.46坪)
延床面積:16万1,955.97㎡(4万8,991.68坪)
賃貸面積:13万7,039.75㎡(4万1,454.52坪)
構造・規模:鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・耐震構造・地上4階建て
事業主:大和ハウス工業㈱
設計・施工:戸田建設㈱
着工:2021年7月15日
竣工:2022年11月15日