アマゾンジャパン(合)(Amazon)は11月9日、東京都江戸川区にAmazonフレッシュ専用物流拠点として「Amazonフレッシュ葛西フルフィルメントセンター(FC)」を新たに開設した。

Amazonフレッシュ葛西FC外観
Amazonフレッシュ葛西FC庫内の様子

同施設は既存のAmazon川崎フルフィルメントセンター内のAmazonフレッシュ占有スペースに続く2つ目のAmazonフレッシュ専用物流拠点で、初のAmazonフレッシュ単独の物流拠点となる。

同施設の開設により、Amazonフレッシュ全体の商品保管・出荷能力が拡充され、顧客は希望配達時間帯を選びやすくなり、より便利にサービスを利用できるようになるとしている。

さらに、1時間単位の配達時間帯をオプションとして指定できるエリアも拡大し、これまで同オプションを提供していた東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市、および神奈川県川崎市(幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区)、横浜市(港北区)に加えて、新たに東京都の江戸川区・江東区、千葉県の市川市・浦安市のそれぞれ一部エリアが対象となった。

Amazonフレッシュ(www.amazon.co.jp/fresh)は、東京、神奈川、千葉の一部エリアのAmazonプライム会員の顧客に向けて、厳選した旬の野菜や果物、新鮮な魚や肉等の生鮮食品をはじめ、惣菜やミールキット、専門店のこだわりの食材、日用品をまとめて最短約2時間で配達するAmazon直営のネットスーパー。

●Amazonフレッシュ葛西FC概要
正式名称:Amazonフレッシュ葛西フルフィルメントセンター
所在地:東京都江戸川区
延床面積:約6,000㎡

●Amazonフレッシュ葛西FCの特徴
同施設では、食品が生産者様から顧客に届くまでの鮮度や品質管理について徹底的にこだわっており、商品の入荷・保管・出荷のそれぞれの段階で、最適な温度管理のもと、専任スタッフが顧客に代わり商品を1つ1つ手に取り、鮮度や品質を6方向から確認し、チェックをクリアした商品のみを顧客へ配達しているほか、商品がつぶれたり傷んだりしないよう梱包も入念に行った上、配達時もそれぞれの商品に応じた最適な温度を保てるよう、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に分け、Amazonフレッシュが独自に開発した保冷ボックスに入れて配送する。

さらに、Amazonはドライバーを含めた物流拠点で働く全てのスタッフの安全確保も重視しており、同施設で働く方々の安全と快適な職場環境を提供しているとしている。

Amazonフレッシュ葛西FC庫内作業の様子