三菱商事都市開発㈱と、SGHグループにおいて不動産の賃貸・管理・開発事業を展開するSGリアルティ㈱は5月17日、神奈川県川崎市で共同開発計画を進めていた賃貸用物流施設「MCUD・SGリアルティ川崎」が竣工したと発表した。

●「MCUD・SGリアルティ川崎」機能面の特徴
テナント区画を最大2分割することができる地上3階建てのマルチテナント型物流施設。スロープで直接出入りが可能な2階に高床の大型車接車バース(有効高さ5.0~5.5m、床荷重1.5t/㎡)を有し、さらに荷物用エレベーター2基、垂直搬送機4基を備えた汎用性の高い物流施設となっている。施設のアプローチは、デザインウォールで利用者をエントランスへ導き、植栽や外構照明で周辺環境へ溶け込むデザインとした。エントランス空間は、壁一面に配置した天然木のキューブが柔らかな照明で浮かび上がるアートとし、施設を訪れる方をあたたかく迎え入れる空間とするほか、脱炭素社会の実現に向けて取り組む企業の思いを表現している。

MCUD・SGリアルティ川崎外観
MCUD・SGリアルティ川崎 エントランス写真

●「MCUD・SGリアルティ川崎」施設概要
施設名称:MCUD・SGリアルティ川崎
所在地:神奈川県川崎市高津区下野毛1-1
交通:第三京浜道路・京浜川崎ICから約1.2km
   東名高速道路・東京ICから約6.0km
   東急バス・川崎市営バス・下野毛バス停より徒歩2分
敷地面積:約1万6,440.84㎡(約4,973.35坪)
延床面積:約2万9,778.77㎡(約9,000.08坪)
構造・規模:鉄骨造・地上3階建
設計・施工:㈱奥村組
竣工:2022年4月28日