大和ハウス工業㈱は5月9日、愛知県小牧市でマルチテナント型物流施設「(仮称)DPL 小牧」を着工した。

「(仮称)DPL 小牧」イメージ

東海地域では、製造業やEC(電子商取引)関連の物流量増加を背景に、物流施設の需要が堅調に推移しており、マルチテナント型物流施設の新規供給数も増加傾向にある。中でも愛知県は関東、関西、北陸地域を結ぶ長距離輸送の中継物流拠点としての役割を果たせるほか、東海・北陸地域に分散する物流施設を集約する拠点としても、今後も根強い需要が見込まれている。小牧市には、名古屋市中心部に通じる名古屋高速道路のほか、東名高速道路と中央自動車道が結節する「小牧ジャンクション」があり、名神高速道路と東海北陸自動車道がつながる「一宮ジャンクション」にも近接する等、交通の要衝として物流施設開発ニーズが高まっている。こうした状況を踏まえ、当社では愛知県小牧市において、免震システムを採用するマルチテナント型物流施設としては、東海地区最大となる「(仮称)DPL小牧」を開発することとした

現地図

●建物概要
名称:「(仮称)DPL小牧」
所在地:愛知県小牧市下小針中島2丁目144番他
交通:名古屋高速11号小牧線「堀の内出口」から約2.2km、名古屋高速11号小牧線「堀の内入口」まで約2.3km、名古屋高速11号小牧線「豊山南出口」から約3.4km、名古屋高速11号小牧線「豊山南入口」まで約2.8km
敷地面積:8万5,716.64㎡(2万5,929.28坪)
延床面積:19万2,367.98㎡(5万8,191.31坪)
賃貸面積:16万3,861.24㎡(4万9,568.02坪)
構造・規模:1~4階鉄筋コンクリート造(柱)・鉄骨造(梁)、5階鉄骨造 5階建て
設計・施工:大成建設㈱
着工日:2022年5月9日
竣工予定日:2023年1月12日
稼働予定日:2023年1月13日
総事業費:約400億円