物流システムエンジニアリングを手がける㈱APTは11月4日、物流の戦略設計から倉庫建築、設備導入、庫内運用、保守までを一気通貫で支援する垂直統合型ソリューション「Σ(シグマ)」を正式リリースした。
同社によると、「Σ」とは4PLの考え方をもとに、「預ける物流」から「設計する物流」へという新しい発想を具体化した次世代型の物流ソリューション。
戦略立案から庫内業務、設備メンテナンスまでを一貫して支援し、入庫から出荷までのプロセスを最適化する。自社製・他社製を問わず、必要な設備やロボットを柔軟に設置・調整できるのが特長としている。

●「Σ(シグマ)」サービス詳細
https://n-apt.com/lp-4pl/
同社によると、近年、物流業界ではドライバー不足や「2024年問題」をはじめ、構造的な人手不足とコスト上昇に直面している。これまで荷主企業は、3PLに物流を一括で委託してきましたが、3PLも人員・設備の制約からすべての荷主に対応できなくなりつつある。
結果として、「預けたくても預けられない」「複数業者が入り複雑化している」といった新たな課題が浮き彫りになっている、と指摘している。
同社は、そうした状況の中で4PLという新しい考え方に着目。これは、荷主企業が自ら物流を設計・統括する立場に立ち、最適なパートナーや仕組みを選びながら全体最適を図るというもの。
この4PLの思想をもとに、APTが、現実的かつ実行可能な形で具現化したのが「Σ」としている。
●新サービス「Σ(シグマ)」について
「Σ」は、戦略・設計・実行・改善を1つの流れで支える垂直統合ソリューションで、物流全体をつなげて設計する仕組みとしている。
戦略立案や倉庫設計に加えて、マテハン機器・ロボット導入、庫内オペレーションの請負、導入後の保守・改善までをAPTがワンストップで支援する。
それにより、従来のように「設計と実行が分断され、成果が出ない」状態を防ぎ、計画通りに動く物流を実現する。
●「Σ(シグマ)」の3つの特徴
【特徴①】戦略から運用までワンストップ対応
戦略立案から設備導入、保守運用まで対応。ムダなく、早く、そして長く成果を出し続ける物流体制を実現する。従来のように複数の事業者との調整や連携の手間を省き、一貫したサービス提供により、プロジェクトの効率性と品質を大幅に向上させる。
【特徴②】コスト最適化
省人化・垂直統合・立地戦略等、あらゆる面から「ムダのない物流」で現場の生産性を向上する。システム間の連携ロスを排除し、運用・保守コストの一本化により、TCOを大幅に削減する。
【特徴③】フレキシブル設計
APTは特定メーカーに依存せず、自社製・他社製を問わず最も適した機器やシステムを選定。荷主の目的に応じて柔軟に最適な物流体制を構築する。最新設備を常備し、必要な業務だけを依頼できる柔軟設計。今、本当に必要な機能だけをムダなく導入できる。事業の成長や変化に応じて、段階的にシステムを拡張・変更することが可能。

