三井倉庫ロジスティクス㈱は7月8日、㈱T2が開始したレベル2(※1)自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行(※2)を利用したオペレーションを開始し、7月2日より初回運行を実施したと発表した。

今回のT2の商用運行を利用したオペレーションの実施企業は国内で同社が1社目となる。

三井倉庫ロジスティクス、T2のレベル2自動運転トラックによる幹線輸送商用サービスを利用したオペレーションを開始

※1:トレーニングを受けたドライバーが乗車したうえで、ハンドルから手を離した状態で走行するもの
※2:T2、国内初となる自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行を開始~5社を対象に関東ー関西間でスタート~(https://t2.auto/news/2025/0701.pdf)

●初回運行 実施概要
◎往路
荷主:パナソニック オペレーショナルエクセレンス㈱、パナソニックAP空調・冷設機器㈱
貨物:業務用冷凍・冷蔵庫等
発地:群馬県太田市
着地:大阪府摂津市
レベル2自動運転トラック走行区間:綾瀬IC~吹田IC

◎復路
荷主:アクア㈱
貨物:洗濯機(ドラム式)
発地:大阪府枚方市
着地:神奈川県横浜市
レベル2自動運転トラック走行区間:高槻JCT~横浜青葉IC

同社は今後も、T2のレベル2自動運転トラックによる幹線輸送の商用運行を継続的に活用してオペレーションを実施し、より効率的かつ持続可能なオペレーションの確立を目指して、トラック発着組み合わせ最適化や混載輸送・中継輸送といった多様な輸送手法の検討と導入を推進していくとしている。