㈱関通は6月8日、福岡県福岡市にチルドから低温、-50℃の超低温まで対応した冷凍冷蔵専用の物流センターを開設したと発表した。これにより、関東・関西だけでなく、九州地方での冷凍冷蔵における物流に対応可能となる。
今回の開設の背景として、昨今の冷凍食品の需要増からくる冷凍冷蔵倉庫のニーズ増に対応するだけでなく、対応エリアの面においても九州地域へ対応エリアを広げることで、顧客の配送リードタイムの効率化を実現し、2024年問題で課題とされる長距離輸送の観点でもその課題をカバーできるとしている。
●九州冷凍冷蔵物流センターについて
冷凍庫内には電動式移動パレットラックを設置しており、パレット単位での保管が可能となる。また、関通が得意とするバラピッキング等の作業も対応可能となっており、B2B/B2C両方の物流に対応可能となっている。輸送の面においても、福岡料金所からも1km圏内に位置し、福岡市内はもちろん周辺地域への輸送もスムーズに行うことが可能としている。
●九州冷凍冷蔵物流センター概要
所在地:福岡県福岡市東区蒲田4丁目437番
構造:2階建て、鉄骨造
対応温度帯:チルド:0~5℃/冷凍庫:-20~-30℃/超冷凍:-50℃
●冷凍冷蔵配送センターサービス
関通が提供する冷凍冷蔵配送センターサービスは、ケースピッキングだけでなくバラピッキングにも対応しており、1,000種類にも及ぶ商品対応と、バラピッキング月間30万点以上の出荷実績がある。様々な販売形態にも対応しており、法人向けや個人向けの物流業務のみならず冷凍食品の定期便配送の実績がある。
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