㈱メルカリ、㈱フルタイムシステム、ヤマト運輸㈱は11月24日より、3社で連携しフリマアプリで売れた商品を「らくらくメルカリ便」を利用し、フルタイムロッカーより発送を開始した。
2024年3月までに全国3,000棟（約30万戸）のマンションでの導入を目指すとしている。
メルカリとヤマト運輸が連携し提供している配送サービス「らくらくメルカリ便」は、2015年4月のサービス開始以来多くの顧客に利用されており、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響による在宅時間の伸長に伴い、「メルカリ」の利用者数は増加傾向にある。
新しい生活様式に合わせ、メルカリは2020年11月にヤマト運輸のEC事業者向け配送商品「EAZY（イージー）」を導入し、置き配を含めた多様な受け取り方を可能にする等、購入者の利便性向上に向けた取り組みを行ってきた。今回、フルタイムシステムとの連携により、取引商品の発送窓口拡大を決定。自宅マンション内で24時間365日、いつでも好きな時間に、非対面で配送手配を完了することが可能となり、出品者のさらなる利便性向上に貢献するとしている。
●発送方法
①「メルカリ」に出品。
②配送方法に「らくらくメルカリ便」を選択。発送方法に「宅配ロッカーPUDO」を選択。
③取引成立後、梱包（発送伝票は不要）。
④取引内容を「フルタイムロッカー」に入力し、ロッカーのボックス内に商品を入れる。
⑤ヤマト運輸が「フルタイムロッカー」から荷物を集荷し、発送手続き完了。
●「らくらくメルカリ便」
メルカリとヤマト運輸が連携し提供する配送サービス。サイズ別全国一律料金、匿名配送、追跡確認、補償があり、顧客の安心安全な取引をサポートする。
●「フルタイムロッカー」
セキュリティの高い宅配ボックス、宅配ロッカー用のコンピュータ制御式ロッカー。誰でも簡単に操作できるよう、視認性の高いタッチパネルを使用している。専用ICカード、ICキーをかざすだけで荷物の受け取りが可能で、宅配ロッカーに荷物が届くと着荷のお知らせメールが届く等、利便性にも配慮した設計。また、いつ誰が使ったかの履歴が残るため、管理にも負担がかからず、荷物の紛失等の心配は不要としている。荷物の受け渡しが無人化されることにより、新しい生活様式に適した、非対面・非接触で、安心安全、確実に配達できる仕組みを実現する。
