ミズノは10月31日、SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス㈱(SGL)の従業員用ユニフォームを製作したと発表した。

SGLの従業員用ユニフォーム

今回リニューアルするアイテムはブルゾンジャケットとライナーウエアで約1万点。SGLは2022年10月から着用を開始している。

新ユニフォームは、スポーツウエアの開発ノウハウを活用。ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、汗処理、気温対策等を考慮した設計と素材を採用している。

SGL全従業員へのアンケートで要望の多かった、気候変化に対応できるユニフォームにするため、2つのアイテムで5通りのスタイリング可能な仕様にすることにより、オールシーズン着用に対応している。その結果、作業効率の向上や作業環境の改善を図っている。また、倉庫内の区画や構造をイメージした十字ラインをブルゾンジャケットに採用し、SGLの「L」を連想させるデザインにしている。

●新ユニフォームの特長
(1)5通りのスタイルでオールシーズン対応
新ユニフォームは、袖の取り外しが可能なブルゾンジャケットとライナーベストを組み合わせている。組み合わせにより5通りのスタイルができるため、気温に応じた着こなしが可能。

5通りのスタイルでオールシーズン対応

(2)動きやすさを追求したウエア設計『ダイナモーションフィット』
人間工学に基づいた動作解析によるウエア設計で、作業時の動きやすさを追求している。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋動作時の引きつれや圧迫感を軽減。その結果、作業効率の向上を図っている。

(3)気になるニオイ対策 消臭素材『ミズノデオドラント』
ブルゾンの襟元と脇部分にニオイの元を分解する『ミズノデオドラント』を採用している。汗のニオイの元となるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸や加齢臭の成分であるノネナールを中和分解し、気になるニオイを軽減する。

(4)冬の寒さ対策 吸湿発熱素材『ブレスサーモ』
ライナーベストに吸湿発熱素材『ブレスサーモ』を採用している。人間の体は、たとえ汗をかいていなくても、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と呼ばれる水分を常に発している。体から出る水分を吸収して発熱する『ブレスサーモ』は吸湿発熱した空気を繊維間に取り込んで保温する。その結果、汗をかいてもムレにくく、ドライで快適な衣服環境を保つ。