日通NECロジスティクス㈱は9月20日、東京都府中市の品質評価センターにおいて鉄道貨物輸送向けの振動再現試験サービスを開始した。
鉄道輸送における製品損傷の検証のほか、過剰な包装をしていないかを確認することが可能なことから、包装材削減といった環境負荷低減にも繋がる、としている。
●鉄道貨物輸送向け振動再現試験サービス概要
・JIS Z 0232：2020に準拠した振動再現試験を提供する。
・データロガーにより実際の輸送波形を取得、そのデータを振動試験機にダイレクトに入力することにより、実際に発生する振動・衝撃を再現することが可能。
・実際の輸送経路の試験スケジュールを組むことにより、最適な輸送評価試験を提供する。
・JIS E 4031:2013を拠り所にした加速試験（レベルアップ-試験時間短縮）を行うことにより、評価の効率化を行うことができる。
●日通NECロジスティクス評価試験サービス
https://hubs.ly/Q01lCtk80
●その他の包装関連サービス
・同社では評価試験サービスのほか、“包装・梱包ソリューション”として包装・梱包にかかわるコンサルや資材の設計、試作、供給までを一元的に実施し、包装・梱包の最適化と高品質な物流を提供している。
