㈱日新は6月21日、(一社)日本物流団体連合会主催「第23回物流環境大賞」で、以下の通り、DSロジスティクス㈱、日本通運㈱四国支店と合同で「特別賞」を受賞したと発表した。

物流環境大賞は物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で、2000年6月に創設された。

●受賞概要
◎松山港を利用したモーダルシフトによるCO2削減、2024年問題への取り組み
従来、愛媛県からアジアへの輸出品(化学原料)の輸送について、国内のコンテナ輸送をすべて陸送で行っていたが、一部を内航船による海上輸送に転換し、輸出港を神戸港から松山港に変更することで、CO2排出量を1TEUあたり0.664トン削減、ドライバーの拘束時間を大幅に短縮した。

なお、今後も取り組みを継続する予定で、2022年の1年間では、199.2トンのCO2排出量削減が可能と予想される。