フェデックス コーポレーションの子会社フェデックス エクスプレスは5月12日、埼玉県の加須市、羽生市の全地域および久喜市一部地域でサービスを強化すると発表した。

●サービスの強化点
当該地域では5月30日より貨物を輸出する際の輸送所要時間が1日短縮され、以下の輸送サービスが適用される。
インターナショナル・プライオリティ(IP)、フェデックス・インターナショナル・プライオリティ・フレイト(IPF)、フェデックス・インターナショナル・エコノミー(IE)、およびフェデックス・インターナショナル・エコノミー・フレイト(IEF)。

埼玉県の産業は主に第2次産業が軸となり、約23%が製造業者、10%以上が卸売業者と小売業者で構成されている。これらの企業は海外進出を見据えており、調査に回答した60%以上の企業はビジネスを世界に拡大することを考えている。さらに、越境ECを利用していない企業の40%以上が活用を検討しており、海外への商品輸送における信頼性と品質は、これら企業の顧客ニーズに応えるもので、満足度を高める上で重要な点と考えている。

フェデックスは2022年1月にも、神奈川県藤沢市に到着する貨物の輸送時間を短縮している。