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Yper、北広島町で自律走行ロボット混載配送実証実験

2021/10/19

Yper(株)は10月25日より5日間、新規事業として自社開発する自律走行型配送ロボット「LOMBY(ロンビー)」による「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」の実証実験を開始する。
 
●自律走行型配送ロボット「LOMBY」
LOMBYは各種センサの情報を統合して最適な配達ルートを自律走行する自動配送ロボット(AMR)。LOMBYの特徴は宅配物と生鮮品等の自動混載機能で、離れた複数地点に設置されたステーションにあるボックス間配送の完全自動化の実現を目指す。
機体サイズ:縦102cm×横67cm×高さ105cm

●「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」実証実験
YperはAMRを既存システムと融合させてラストマイル配送に活用、宅配物と生鮮食品など様々なモノを自動で混載配送することで、効率化、自動化、省人化した屋内外の物流インフラ構築を目指す。

今回の実証実験ではAMRとしての性能検証にとどまらず、中山間地域での物流の利便性を確保しながら、AMRを新たな買い物支援として運用するための収益モデルの検証も行う。実証実験フィールドは北広島町の役場本庁、および(株)コムズ運営のショッピングセンター「サンクス」周辺となる。

●実証実験の概要
期間:2021年10月25日(月)~10月29日(金)
時間:1時間に1便(10:00・11:00・13:00・14:00の計4便)
走行区間:ショッピングセンターサンクス搬入口~役場本庁正面玄関
         (広島県山県郡北広島町有田1234付近)(片道約300mを往復運行)

●自律走行型配送ロボット「LOMBY」(上)、「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」実証実験フロー(下)

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