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SBS東芝ロジ、画像一括検品システム稼働開始

2021/10/15

SBSホールディングス(株)は10月14日、SBS東芝ロジスティクス(株)が画像一括検品システムを開発し、10月1日に南関東支店(神奈川県川崎市)の物流センター業務で稼働を開始したと発表した。

同社物流センター業務における小物商品の入荷検品作業では、一品ごとにハンディターミナルで商品JANコード(JAN)のスキャンを実施しているが、作業者の習熟度によるスキャン作業工数のバラつきやスキャン漏れ等が課題となっていた。こうした課題を解決するため、同社は検品トレーに載せた複数商品のバーコードの一括読み取り検品を行い、人時生産性を2倍に向上させる画像一括検品システムを開発。南関東支店に導入した。今後、同社拠点に拡大していく予定。

同画像一括検品システムの技術的な特徴は、バーコードの読み取り率を向上させるために独自開発した検品台(特許出願済)にある。検品時のバーコード撮影の際、熱収縮フィルムで包装された商品等ではハレーションが発生し、バーコードが読めない商品が散在していた。そこで、検品台上のトレーに動的に傾斜を加えることによりハレーションによる読み取り不良を削減し、読取り精度を99%まで向上させることに成功した。

●SBS東芝ロジスティクスが開発した画像一括検品システム

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