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SBS、ラストワンマイル物流でEVトラック国内初導入

2021/10/14

SBSホールディングス(株)(SBSHD)は10月13日、スタートアップ企業のフォロフライ(株)が輸入・販売を手掛けるEVトラック(1tクラス)が国内で初めてファブレス生産(国外生産)による宅配用電気自動車のナンバー交付を受けたことを踏まえ、ラストワンマイル事業での同車両の全面的な導入を決定したと発表した。

同社が導入するのは、これまで国内メーカーになかった1tクラスのEVトラックを、フォロフライ社が日本の安全基準に基づき設計変更した車両を中国のメーカーがOEM生産し提供するもの。1tEVトラックは同社が手がけるラストワンマイルの配送に最適な車種で、航続距離300kmが可能なバッテリーを搭載し、普通免許での運転が可能な車種として最大積載量のEVとなる。導入金額は1台あたり約380万円で、ガソリン車同等の低価格。SBSグループでは、Eコマース向けラストワンマイルの車両として約2,000台が稼働しており、今後5年程度でこれらの車両をEVに置き換え、さらに協力会社の車両も含めて中期的に1万台程度のEVを導入する計画。

同グループは気候変動によるリスクを重要な経営課題と認識し、EVの導入とエコドライブ(省燃費走行)の浸透を推進しながら、脱・炭素社会の実現に向けてグループ全体で取り組んでいる。

●SBSグループが導入したEVトラック(1tクラス)

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