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SBSリコーロジ、モノフルの「積載ナビ」運用開始

2021/10/13

SBSリコーロジスティクス(株)は10月12日、(株)モノフルの幹線ネットワーク可視化システム「積載ナビ」の開発に協力し、首都圏地区で同システムの本格的な運用を開始したと発表した。

同社はラストワンマイル事業の拡充に向け、幹線ネットワークの再構築に取り組んでおり、工場や大規模配送拠点から最終配送拠点までの大量輸送を行う幹線輸送は各エリアや事業ごとに配車業務が完結し、隣接エリアや他事業の配車内容が不透明で全体最適化が難しい領域とされている。その課題解決の手段として情報の可視化に着目。本事業構想に合致したモノフルと「積載ナビ」を誕生させた。

「積載ナビ」は幹線の計画情報(拠点情報、運行便・運行契約表、計画積載量)と実績情報(経由地、実績積載量、作業時刻)の記録、運行ルートのマッピング等の可視化により、配送効率の改善や共同配送化へつなげるツール。モノフルの物流ソリューション開発に関する構築ノウハウとファーストユーザーであるSBSリコーロジスティクスの3PL事業者としての知見を融合し、機能改善を重ね、より汎用性の高いツールとしてモノフルからパッケージサービスとして提供される。

今後、SBSリコーロジスティクスは「積載ナビ」を全国に導入し、幹線の積載効率を改善していく。さらに本活動のベストパートナーであるモノフルと協働し、自社内に留まらず、SBSグループ全体での共同配送化、共同プラットフォーム化にまで発展させ、全体最適のラストワンマイル事業に貢献していく。

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