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日本マリン/センコー汽船、濃硫酸船「祥硫」就航

2021/08/02

センコーグループホールディングス(株)は8月1日、同社グループ会社で内航・外航海運事業を行う日本マリン(株)とセンコー汽船(株)が新しく造船した濃硫酸船「祥硫(しょうりゅう)」を就航させた。

「祥硫」は日本マリンとセンコー汽船が、既存顧客が所有する濃硫酸専用船の老朽化に伴い、代替船として建造したもの。これにより他社が行っていた輸送業務を任せてもらうことになった。また、センコー汽船が2020年5月から運航を開始した「日扇丸」、日本マリンは同年8月から運航を開始した「吉祥」の安全で安定した輸送実績を顧客に評価されたことが今回の業務引き受けに繋がった。

本船は瀬戸内海の各港へ慎重な荷扱いが求められる濃硫酸を輸送し、これを機に日本マリンとセンコー汽船はさらに無機製品輸送領域に進出して、輸送シェアの拡大と売上拡大を目指す。

●祥硫の概要
船種:濃硫酸船
全長:46.017m
幅:7.80m
深さ:3.45m
総トン数(G/T):約192トン
積荷積載量:約466トン
速度(航海速力):10.5ノット

●6月29日に行った「祥硫」の進水式の様子

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