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センコー、蓄電池物流事業へ本格参入

2021/03/29

センコー(株)は3月29日、脱炭素に向け蓄電池の需要増加がさらに見込まれることから、蓄電池物流のプラットフォームを構築して同物流事業に本格参入し、事業拡大を図ることを発表した。

同社は約10年前から太陽光発電の普及に伴い、主に住宅向けの発電パネルや蓄電池の輸送に取り組み、さらに最近では自動車用鉛電池の保管・配送等、長年にわたり物流のノウハウを築き上げてきた。

2020年10月に政府が発表した「カーボンニュートラル宣言」(2050年に温暖化ガスの排出実質ゼロ)により、今後、EV(電気自動車)やスマート住宅の普及など、蓄電池の需要はさらなる拡大が見込まれている。

こうした諸環境への対応を図るべく、同社はデジタルプラットフォームを駆使し蓄電池部材の「生産物流 ⇒ 販売物流 ⇒ リサイクル物流」とサプライチェーン全体にわたるプラットフォームの構築に取り組んでいる。

これをさらに進めるため、今年4月にマテリアル物流営業本部内に営業窓口を設置するとともに、今春、ワークショップの開催を計画している。

●蓄電池物流プラットフォーム

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