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三井倉庫サプライ、ソニー物流企画分野でさらに一体化

2021/03/22

三井倉庫サプライチェーンソリューション(株)は3月22日、ソニー(株)(4月1日発足)とソニー物流企画分野で新たな業務提携を行う旨合意したと発表した。

同社は2015年に三井倉庫ホールディングス(株)とソニー(株)との共同出資により誕生した物流合弁会社で、発足以来、日本、マレーシア、タイの拠点を中心に工場物流、販売物流、国際輸送、物流企画等の分野でソニーグループへの物流サービスを提供している。また、これまで培ってきた顧客視点に基づくソリューション力を活かし、ソニーグループにとどまらず、他の多くの顧客にもサービスを拡大し、さらなる企業価値の向上に取り組んでいる。

今回の新たな業務提携の目的は、両社の物流企画機能をさらに一体化させることで専門性を高めるほか、物流オペレーションとの連携を強めることにより、今後激変するビジネス環境下においてもソニーグループの物流/SCMの最適化に迅速に対応し、より強靭なサプライチェーンを構築することにある。

具体的には、現在ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株)が持つ以下の機能を同社に移管一体化し、4月1日より業務を開始する。

●移管する機能
・グローバル物流管理実務とソニーグループの各事業に対する物流企画支援機能
・航空および海上輸送入札運営とパートナー管理を担当する国際輸送企画機能

現在、すでに両社間の契約締結を完了し、これら業務を遂行する新組織を同社内に設置する。デジタルトランスフォーメーションの進展やニューノーマル時代への変革に向け、世界のサプライチェーンの見直しは急速に進んでいる。同社は生産から販売までのフローを顧客と共に最適化することで、サプライチェーンの強靭化やコスト削減、オペレーションの簡素化・効率化を実現し、顧客の成長に引き続き寄与していく。

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