2020/09/30

ヤマト運輸(株)は9月30日、同社が提供するEC向け新配送商品「EAZY」をアスクル(株)の運営する日用品ショッピングサイト「LOHACO」で10月1日出荷分から導入されると発表した。

ヤマトグループは経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」を掲げ、ECエコシステム確立の第1弾として、EC利用者・EC事業者・配送事業者の全てをリアルタイムにデジタル情報でつなぐことで、EC利用者の多様な受け取りニーズに徹底的に応えることを目指した配送商品「EAZY」を6月24日に開始。同商品は(株)ZOZOが運営するファッション通販サイト「ZOZOTOWN」等に導入されている。

LOHACOは顧客ニーズに合わせ、荷物を受け取りたい時に待ち時間を少なく受け取れることを目指し、1時間刻みでの時間帯指定や深夜早朝配送等を提供するほか、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響による顧客の新たな配送ニーズへの対応を検討。今回、LOHACOが「EAZY」を導入することで、10月2日の配達分（※1）から利用者自身の都合に合わせて置き配を含めた多様な受け取り方が指定可能になる。

●サービス内容

LOHACOへの「EAZY」導入により、LOHACO(※2)で商品を購入頂いた利用者は「対面」での受け取りに加え、「玄関ドア前」、「自宅宅配BOX」、「ガスメーターBOX」、「物置」、「車庫」、「自転車のかご」、「建物内受付/管理人預け」等、利用者の希望する場所での受け取りが可能となる。受け取り場所はLOHACOでの商品出荷後にヤマト運輸から利用者に送付されるメール内URLで指定、変更することができる。また、受け取り方法は、配達の直前まで何度でも変更が可能。

※2：LOHACO PayPayモール店のサービスは順次開始予定。

●利用者のメリット

（1）外出中や対面での対応ができない場合は、置き配等で受け取りが可能

（2）受け取る直前まで受け取り方法の変更が何度でも可能

（3）「置き配」の場合には配達完了通知が商品の撮像データとともに利用者のメールアドレスにリアルタイムに配信されるため、確実に受け取ることができる。