[最新ニュース] 物流・3PL

佐川、山梨県に3か所目の農産物出荷用集荷場を開設

2020/07/20

(株)農業総合研究所と佐川急便(株)は7月16日、生産者直送農産物の販路拡大をサポートする取り組みとして、佐川急便施設を活用した農産物出荷用の集荷場を開設し、7月8日より運用を開始したことを明らかにした。

両社は2017年7月から長野県須坂市の佐川急便施設(長野営業所)を活用した集荷場運用のトライアルを実施。同トライアルで地元生産者に対して販路拡大に一定の効果が見込めたことから2019年1月から本格運用を開始した。同様のスキームを展開できるエリアを検討し、2019年7月からは山梨県笛吹市で佐川急便の施設(甲州営業所)を活用した集荷場を開設。新たに山梨県で2か所目となる佐川急便施設(山梨営業所)を活用した集荷場運用をスタートした。今回の開設により、佐川急便施設を活用した集荷場は3か所目となる。

山梨県の農産物といえば果物が有名で、特に「ぶどう」「もも」「すもも」は国内最大の生産量を誇る。農林水産省による2018年の都道府県別農業産出額調査によると、山梨県産果実の産出額は全国5位(629億円)と高く、国内外で人気を博している。また、トマトやキュウリ等の野菜の取り扱いも今後増加する見込み。

●集荷場概要
施設名称:佐川急便山梨営業所「南アルプス集荷場」
住所:山梨県中巨摩郡昭和町築地新居字大島889
運用開始:2020年7月8日
稼働日:月曜、水曜、金曜

●農産物の流れ(上)、「南アルプス集荷場」の様子(下)

|↑一覧に戻る|