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楽天/西友、全注文の配達に非対面受け取り導入  

2020/05/25

楽天(株)と(合同)西友は5月22日、「楽天西友ネットスーパー」における新型コロナウイルスの感染防止策の一環として、5月28日より原則すべての注文の配達時に「非対面受け取り」(注1)を導入する。

また、一部地域では注文した商品の受け取り場所として自宅のほかに西友の店舗が選択可能となる、「店舗でのお渡しサービス」を試験導入する。

同ネットスーパーは購入客と配送員の新型コロナウイルス感染防止のため、 4月中旬より購入客の希望に応じて「非対面受け取り」に対応中。今回は原則すべての注文の配達を非対面(注2)とし、購入客と配送員が直接接することなく、インターフォン等を通じて商品の置き場所を確認する運用とすることで、商品受け取り時の感染リスクのさらなる低減と購入客がより安心して利用できるサービスの実現を図る。

一方、「店舗でのお渡しサービス」は西友行徳店(千葉県)および西友朝霞根岸店(埼玉県)の近隣住民である購入客を対象に試験導入する。商品の購入画面で受け取り方法として「店舗でのお渡し」を選択の上、受け取り日時を注文当日より4日間の10時から20時までの5つの時間帯(注3)の中から指定すると、西友店舗内に設置した専用の「商品お渡し場所」で購入商品を受け取ることができる。行徳店では出入口に近い店内の空きスペース、朝霞根岸店では1階駐車場に、それぞれ「商品お渡し場所」を設置する。

また、同ネットスーパーでは本サービスの需要拡大を受け、サイトへのアクセスの集中を緩和し、購入客がより注文しやすい環境を提供するため、注文受付開始時間を午前0時と正午の1日2回に分散。これまでは毎日午前0時に注文当日から3日後の注文受付を開始していたが、5月28日より一部配送エリアを対象に、午前0時に3日後の10時~16時の3つの時間帯、正午に16時から22時までの3つの時間帯の注文受付を開始する。

今後は順次、対象エリアを拡大し、全配送エリアで注文受付開始時間の分散に対応していく。

(注1)台風、降雨、酷暑、その他の悪天候等により「非対面受け取り」が利用できない場合あり。また、購入客は注文商品が置かれた後、直ちに商品を引き取る必要がある。放置した場合の品質保証はできない。商品引渡しおよび所有権移転後の商品の盗難、破損、汚損については、楽天と西友は一切の責任を負わない。 
(注2)商品配達時に、配送員がインターフォン等を通じて、購入客に置き場所を確認する。
(注3)10時~12時、12時~14時、14時~16時、16時~18時、18時~20時の5つの時間帯

●原則非対面受け取りの開始とそれに伴う代引決済中止について
https://sm.rakuten.co.jp/notice/1815

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