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ヤマト、「SF25」の関東-関西間運行を九州まで延伸

2020/03/10

ヤマト運輸(株)とヤマトボックスチャーター(株)(YBC)、ヤマトマルチチャーター(株)(YMC)は3月10日、スーパーフルトレーラ「SF25」を新たに8台導入し、現在運行している関東(神奈川県)-関西(大阪府)間の運行区間を同日から九州(福岡県)まで伸長すると発表した。

2019年8月に国土交通省のダブル連結トラックの対象路線拡充の決定を受け、今回運行区間を九州まで伸長し、現行の関東-関西間における運行に加え、関東(神奈川県)と九州(福岡県)間における長距離運行を実現、関西を中継地点とし、ドライバーが乗り換えることで長距離輸送のドライバーの負担軽減を図る。
 
●取り組みの概要
(1)取り組み内容
現在運行している厚木ゲートウェイ(厚木GW)から関西ゲートウェイ(関西GW)の運行区間に加え、YBC/YMC各社が所有するトラクタとヤマト運輸が所有するトレーラを連結した8台が新たに厚木ゲートウェイ(厚木GW)から福岡ベース(福岡B)までの区間を幹線輸送する。
 
(2)メリット
SF25の導入によって、積載量が従来の大型トラックの2倍となり、1度に大量の荷物を輸送できるようになるほか、特にトラックドライバーの不足が顕著である長距離輸送でドライバーが交替することで負担軽減につながる。また、車両台数が削減できることで、CO2 排出量低減にも貢献する。

●運行スケジュール(例)※運行は月曜~金曜
18:00 トラクタとトレーラを連結し、福岡B(または厚木GW)を出発 
 4:00 関西GWに到着、ドライバーが交替し出発
13:00 厚木GW(または福岡B)に到着
※運行スケジュールは一例で、日中の運行等上記と異なる場合あり。

●今後
新たに運行開始する関東(神奈川県)と九州(福岡県)間の路線で、他事業者との共同輸送も今後検討していくほか、東北エリアへの区間伸長にも取り組んでいく計画。
 
●運行のイメージ

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