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大手4社のSF25共同幹線輸送が国内初認定

2019/10/07

西濃運輸(株)、日本通運(株)、日本郵便(株)(JP)、ヤマト運輸(株)の4社によるスーパーフルトレーラSF25を活用した関東―関西間における共同幹線輸送が10月4日、「貨客輸送連携省エネルギー計画」として国土交通省に国内で初めて認定された。

●「SF25を活用した共同幹線輸送」概要
(1)取り組みの内容
西濃運輸、日本通運および日本郵便の子会社である日本郵便輸送(株)のトラクタが、ヤマトグループの関西ゲートウェイ(関西GW)と厚木ゲートウェイ(厚木GW)でヤマト運輸のトレーラを連結し、幹線輸送する。2019年3月28日から、合計6台のSF25が両拠点の間を相互に運行している。 

(2)取り組みによるメリット
SF25の導入によって、積載量が従来の大型トラックの2倍となり、一度に大量の荷物を輸送できるようになるとともに、異なる事業者のトレーラを連結し、1台の車両として運行できることから、事業者の壁を越えた輸送の効率化につながり、物流業界全体の課題である人手不足への有効な解決手段となる。また、車両台数が削減できることで、CO2の排出量低減にも貢献する。

●「貨客輸送連携省エネルギー計画」の認定内容
今回の認定によって、省エネ法で定められた毎年度の定期報告書において同取り組みによって得られる省エネ効果を、トラクタを運行する事業者とトレーラを所有する会社で分配して報告することが可能となる。

●「貨客輸送連携省エネルギー計画」認定に関する制度の詳細
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000002.html

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