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ウイング/フェデックス他、ドローン配送実証実験

2019/09/24

米アルファベット傘下のウイングアビエーションLLCは9月19日、10月にフェデックス エクスプレスおよびウォルグリーンと協力し、バージニア州クリスチャンズバーグで初のドローン配送サービスの実証実験を開始すると発表した。

今回の実験はラストマイルの配送サービスの改善、医薬品へのアクセスを向上し、地域のビジネスに対する新たな成長分野を育成する方法の探求によって、ドローン配送が社会に多くの恩恵をもたらすことを実証するもの。

従来の米国におけるドローン配送は、指定された試験場での小規模なデモンストレーションまたは 事前計画による固定ルートに沿った短距離飛行に制限されており、ドローンオペレーターの視線の範囲に収まる範囲で行う必要があった。

ウイングは今年初めに、ドローンオペレーターとして初めて米連邦航空局(FAA)から航空運送業者の認可を取得し、数マイルも離れた届け先へ商品を配送できるようになった。バージニア州におけるウイング社の実証実験は、米国運輸省の無人航空機システム統合パイロットプログラム(IPP)の一環として実施される。

一定の運用条件が満たされれば、バージニア州クリスチャンズバーグの配送指定圏に居住し、ウイングの配送サービスを希望するフェデックスの顧客は、実験期間中にドローンで荷物を受け取ることができる。

ウォルグリーンとウイングのサービスは市販薬および他の商品を注文から数分以内に現地の住民へオンデマンドで空から届けることで、利便性、健康・ウェルネス、食品、飲料水、および日用品へのアクセスを向上させる。

また、実証試験の一環として、ウイングは現地で愛されている南西バージニアの小売店Sugar Magnoliaと協力し、様々な菓子、プレゼント、文房具、および紙製品を現地の住民の注文に応じてドローンで届けることも計画している。

●実証実験の様子

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