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UD/日通/ホクレン、自動運転トラック実証実験

2019/07/22

UDトラックス(株)、日本通運(株)、ホクレン農業協同組合連合会は7月19日、農産品の輸送力確保、トラックドライバー不足の解決に向け、北海道庁の協力のもと、レベル4技術を用いた自動運転の共同実証実験を行うと発表した。

将来に向けたさらなる輸送の効率化の取り組みの1つとして、3社はホクレンが保有する製糖工場と集積施設において、UDトラックスが開発したレベル4技術搭載の自動運転トラックを使用した実証実験を行う。日通は自動運転技術を使用した輸送業務の効率化に関して、同社の輸送事業における多岐にわたる知見を活かしアドバイスを行う。

今回の実証実験に際しては、自動走行実証試験に最適なフィールドとして積極的に実験を誘致している北海道庁が全面協力。同庁は2016年に「北海道自動車安全技術検討会」を設置し、全国に先駆けて産官学連携のもと、自動走行に関し、実証試験の円滑化と研究開発促進のための環境整備や情報提供を行っている。

●共同実証実験概要
3社は2019年8月の約1か月間、てん菜集荷運搬コースを想定した実験用のルートで、UDトラックスが製造する大型トラック「クオン」をベースとした、レベル4自動運転技術を搭載した車両1台を使用し、自動運転の走行実験を行う。

なお、自動走行には安全確保のため、ドライバーが乗車する。

同実験で使用される走行ルートには、「ホクレン中斜里製糖工場」構内の敷地(てん菜運搬ルート、構内受入場、およびてん菜受入投入口周辺等)を含む。実証実験の一部については日程を定め、関係者に公開する予定。

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