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物流連、BCP策定に関する調査小委員会初会合

2019/07/29

(一社)日本物流団体連合会は7月25日、第1回物流部門のBCP策定に関する調査小委員会(座長:日本大学生産工学部教授 鈴木邦成氏)を千代田区の全日通霞が関ビルで開催した。

同小委員会は経営効率化委員会(委員長:全日本空輸(株)上席執行役員 外山俊明氏)の下に設置され、鈴木座長のほか、委員には企業や業界団体の中から18名が選出された。

同小委員会の活動目的は、会員各企業のBCPによる備えのさらなる強化に資するため、東日本大震災の経験を踏まえ、物流連が平成24年7月に策定した「自然災害時における物流業のBCP作成ガイドライン」について、昨今、頻発、多様化する豪雨・台風等の自然災害 にも対応する新たなガイドラインとして改定することとしている。

このため、東日本大震災以降に発生した自然災害による物流への被害状況や対応時の課題、教訓、および、必要な情報・対応策(アイデア)等について調査・情報収集し、現行のガイドラインの内容を充実させ、バージョンアップすることとしている。

続いて、今後の委員会活動に反映させるため、 各委員より要望、意見、抱負等を聴取。今後、ヒアリング調査を進めるとともに、新ガイドラインの構成・骨子等 に係る仮案を事務局において作成し、次回委員会において報告の上、検討・討議することとした。次回開催は9月を予定

●鈴木座長(上)、委員会全景(下)

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