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農業総研/佐川、山梨の生産者の農産物販路を拡大

2019/07/08

(株)農業総合研究所とSGHグループの佐川急便(株)は7月1日、生産者直送農産物の販路拡大をサポートするため、山梨県笛吹市で佐川急便施設を活用した農産物出荷用の集荷場を開設した。

両社は2017年7月から長野県須坂市の佐川急便施設(長野営業所)を活用した集荷場運用のトライアルを実施。同トライアルで地元生産者に対して販路拡大に一定の効果が見込めたことから2019年1月から本格運用を開始している。

同様のスキームを展開できるエリアを検討し、今回新たに山梨県笛吹市で佐川急便の施設(甲州営業所)を活用した集荷場を開設し。これにより長野営業所・甲州営業所の2か所で農産物出荷運用を開始することとなった。

出荷を開始する山梨県では、桃やぶどう等の果物の出荷がこれから最盛期を迎える中、農業総合研究所が提供する農産物流通プラットフォームと佐川急便の集荷場を活用することで、生産者は販路の拡大により収入源の増加が期待される。加えて、都市部の消費者は新鮮な農産物を安価に購入することが可能になる。

●集荷場概要
施設名称:佐川急便甲州営業所
住所:山梨県笛吹市一宮町国分字築地920-1
運用開始日:2019年7月1日

●農産物の流れ

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