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スズケン、世界初の治療薬の物流・流通一括受託

2019/06/24

(株)スズケンは6月19日、子会社の(株)エス・ディ・コラボが米Alnylam Pharmaceuticals, Inc.が開発した世界初のRNA干渉(RNAi)治療薬「オンパットロ」(一般名:パチシランナトリウム)について、日本国内でのメーカー物流から卸流通までの一社流通を受託することで、日本法人Alnylam Japan(株)と合意したと発表した。

「オンパットロ」は6月18日に日本国内でトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの治療薬として製造販売承認を取得している。

今回の受託に至った背景には、エス・ディ・コラボのメーカー物流およびスペシャリティ医薬品流通の実績と日本新規参入メーカーの受託実績、そして、スズケングループの物流サービスと機能をAlnylam側に評価された経緯がある。

メーカー物流は、Alnylam製造工場からメーカー物流センターまでの輸配送を医薬品専門輸配送会社である中央運輸(株)が担い、メーカー物流センターでの保管・管理を(株)エス・ディ・ロジが担う。また、メーカー物流センターから卸物流センターまでの輸配送を、中央運輸(株)を中心とした医薬品共同配送ネットワークが担う。また、卸流通に関しては、スズケングループの医薬品卸7社が担う。

●「オンパットロ」受託業務
(1)メーカー物流業務
(2)卸流通業務
(3)使用成績調査の支援

●受託業務開始
2019年8月下旬

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