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宅配ボックス必要9割、宅配ストレス解消8割の結果に

2019/02/20

(株)ナスタは2月20日、福岡市主催の「実証実験フルサポート事業」に参画し、福岡市在住の戸建住宅の住民1,000世帯を対象に宅配ボックス「スマポ」を提供、受け取り方の変化が宅配ストレスに与える影響とその効果を検証したと発表した。

同社は宅配ボックスを利用した再配達率の測定に関して、業界で初めて「宅配ストレス」に着目。宅配ボックスの設置前後で荷物の受け取りストレスの変化を測定し、ストレスを数値化することにより、消費者の困りごとを可視化した調査の結果を報告。宅配ストレスを数値化する測定方法は日本産業ストレス学会前理事長の夏目誠氏が監修した。

●調査結果(一部抜粋)

報告1
宅配ボックスを設置し、82.3%の人がストレスが減ったと回答(「減った」は、「とても減った」「減った」の合計)。宅配ボックスを利用して宅配ストレスが減少したことが実証された。特に頻繁に荷物を受け取っていたユーザーほどストレスが減ったとの調査結果を得た。

報告3
宅配ボックスは91.4%の人が必要と回答(「必要」は「絶対に必要」「必要」の合計)。ストレスの減少とともに、その便利さを体験した多くのユーザーから今後も使い続けたい、両親や友人にも宅配ボックスを勧めたいとの声等があった。

全世代で9割以上が宅配ボックスは必要と回答。年齢別では、20~29歳が「絶対に必要」との回答者が6割以上おり、若い世代ほど必要性が高かったという。

●実証実験結果レポート
https://www.nasta.co.jp/smapo/survey/

●報告1(上)、報告3(下)

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