2018/05/29

インクリメントＰ(株)は法人向け地図API「MapFan API」のバージョン2.2を公開した。

 

今回のバージョンアップでは、主に物流分野向けの新機能を追加。「複数ルート検索」機能では、1回のルート検索で3つの異なる条件(標準、有料回避、距離優先)の結果を取得できるようになった。これにより、幹線輸送など配送計画時のルート最適化を支援する。

 

また、「ビル名称表示・ビル名称検索」機能では、目印となるビルの名称情報が大幅に拡充され、ビル名称でのピンポイント検索も可能になったため、個配でのラストワンマイルや、フィールドワークでのモバイル利用等にも、便利に使えるようになった。

●主な機能

（1）複数ルート検索

1回のルート検索実行で3条件（標準、有料回避、距離優先）のルート検索結果を取得できるようになった。効率的なルート検討を支援する。

（2）ビル名称表示・ビル名称検索

今回新たにビル名称を独自整備し、拡充。ビル名が地図上に表示されるので目的のビルが探しやすくなった。さらにビル名称で検索することができるので、よりピンポイントな目的地検索が可能になった。

（3）その他

多言語でのルート案内情報の出力などインバウンド向け機能追加のほか、等高線表示、地下街ポリゴン表示などの地図情報追加、ルート機能コードサンプルの追加等、システム開発に役立つ機能を追加した。

●MapFan API

ウェブサイトや業務システム等に簡単に地図を組み込むことができる、法人向け地図APIサービス。地図表示・ルート検索・スポット検索等、豊富な機能を備え、店舗案内をはじめ物流システムやインバウンド向けサービス等、位置情報に関わる様々なサービスに活用できる。