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ヤマト、羽田クロノゲートが食品安全の国際規格認証

2017/09/06

ヤマト運輸(株)は9月6日、羽田クロノゲートベースにおいて、Global Food Safety Initiative(GFSI)承認国際規格「FSSC22000」の物流カテゴリーでの認証を、世界で初めて取得したと発表した。

多発する食品事故や消費者による食の安全意識の高まりに伴い、食品を取り扱う事業者は、品質向上のみならず、食品安全を確保する能力の実証が求められている。

また、コールドチェーン市場の世界的な拡大や、グローバル化による農水産品をはじめとした食品などの輸出入の増加によって、生産や製造、加工工程だけではなく、流通などを含めたフードチェーン全体での食品安全を担保する取り組み推進が重要度を高めている。

一方、国内では厚生労働省の「食品衛生管理の国際標準化に関する検討会」において、日本の食品安全の更なる向上を目的とし、物流事業者を含めたすべての食品取扱事業を対象としたHACCPの制度化が検討されている。

同社はこの度、GFSIの承認した食品安全の国際規格「FSSC22000」を羽田クロノゲートベースにおいて取得することで、より厳格な衛生管理手法を取り入れるなど食品安全管理のレベルを向上、食品を取扱う事業者としてより信頼性の高いサービスの実現を目指す。

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