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ヤマトが宅急便基本運賃を改定、10月1日より新運賃に
ヤマト運輸(株)は5月11日、宅急便の基本運賃と各サービス規格を平成29年10月1日より改定すると発表した。改定にあわせ、宅急便の新たな割引制度や新サービスも開始する。
この度の改定は、企業価値向上に向けた持続的成長と収益力強化を目的とした2017年度「デリバリー事業の構造改革」の一環として、新たな労働力の確保や社員の処遇改善、またラストワンマイルネットワークの強化を図るのが目的。
また、各サービス規格の改定では、スキー宅急便(オールインワン型)が現行の140サイズから160サイズに改定(※1本組みのスキー板は現行の120サイズから変更なし)。ゴルフ宅急便現行の120サイズから140サイズに改定。またスーツケースの取り扱いについては、実サイズを査定し、現行の上限サイズを120サイズから160サイズに改定する。
このほか新たな割引制度として、デジタル割(店頭端末「ネコピット」で発行したデジタル送り状のご利用で荷物1個につき50円を割引)と、クロネコメンバーズを対象とした直営店持込み割引(クロネコメンバーズ会員が発送時に直営店に持ち込んだ発送荷物1個につき、さらに50円割引)の2種を設定。
さらに新サービスとして、宅急便センター直送サービス(仮称)を開始、届け先を自宅ではなく、直営店(宅急便センター)への直送指定した場合、通常の宅急便運賃より荷物1個につき50円お得なサービスとする。
なお、デジタル割の受付窓口は、順次拡大予定。
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