月刊マテリアルフロー 2021年1月号

¥1,980

新春特別企画//ロジスティクス2021
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2020年は現在の総合物流施策大綱(以下,現大綱)の最終年度であり,現大綱で示された様々な施策の総仕上げの年となるはずだったが,未だ収束の気配が見えない新型コロナウイルス感染症の拡大が全てを一変させたと言っていいだろう。

説明

新春特別企画//ロジスティクス2021
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2020年は現在の総合物流施策大綱(以下,現大綱)の最終年度であり,現大綱で示された様々な施策の総仕上げの年となるはずだったが,未だ収束の気配が見えない新型コロナウイルス感染症の拡大が全てを一変させたと言っていいだろう。もっとも,このコロナ禍で非接触オペレーションや省力化,あるいは自動化といったシステム面での改善が進んだ一方,テレワークやリモートワークの浸透で物流業界も業務のデジタル化が大幅に進展し,働き方改革や生産性向上などにつながる効果が出てきたこともまた事実だ。ただ,物流業界における課題はまだ山積みの状態であり,その克服とともに,現大綱が掲げた「我が国の経済成長と国民生活を持続的に支える『強い物流』の実現」を引き継ぐのが本年春頃に閣議決定予定の新総合物流施策大綱(以下,次期大綱)だ。2021年以降はこの次期大綱のもとで物流政策が推進され,物流業界もその影響を強く受ける。そこで2021年の幕開けとなる今月号では,「ロジスティクス2021」とのテーマで特別企画を組み,これまでの我が国の物流政策を踏まえつつ,2021年度の物流政策について取材を進めた。今後の物流事業を展開するうえで参考にしていただければ幸いである。(編集部)
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■特集
[ビッグ対談]
プラットフォームの連携・協調で真の物流生産性向上実現を!
◎公明党幹事長 衆議院議員(前・国土交通大臣)石井啓一氏 ×(一社)日本マテリアルフロー研究センター(JMFI)会長 大庭靖雄氏

[国土交通省]
物流のデジタル化と構造改革を加速度的に促進 次期大綱下での政策推進で物流業界の魅力高める
◎国土交通省 公共交通・物流政策審議官 久保田雅晴氏

[経済産業省]
将来の需給ギャップ到来に危機感 SC全体の最適化は待ったなし
◎経済産業省 大臣官房審議官(商務・サービス担当)岩城宏幸氏

■企画
[ASLF2020オンライン版 開催速報]
連日満員札止めの3日間,初のオンライン開催は大盛況裡に閉幕
◎初の農水省後援も得て,次回リアル版での開催に向け弾み!

[キーパーソンインタビュー]日本通運
デジタル化・Withコロナでサポート強化 食品で進化する高付加価値物流
◎日本通運㈱ 事業開発部長 山崎健太郎氏

[対談シリーズ《特別編》]
最先端テクノロジー盛り込んだ新たな物流ソリューション提供へ
◎㈱ダイフク 代表取締役社長 下代博氏 ×(一社)日本マテリアルフロー研究センター 専務理事 小林史男氏

[特別グラフィックレポート]
省力化・自動化製品が目立った「CeMAT ASIA 2020」
◎約2,000社が出展,来場者数は10万人を超える盛況ぶり

[クローズアップ]IKEHIKO/USAC
煩雑だったAmazon独自の出荷フローをEOS名人+検品支援名人で劇的に改善
◎ラベル発行・受注処理等の業務負荷を95%以上削減

[MFスポットライト]ヤマトホールディングス/ヤマト運輸
EC商品受け取りが百貨店,スーパー,DS等の店舗で行える新サービスを開始

[展示会レポート]
第22回 インターフェックス ジャパン

[統計調査REPORT ](公社)日本ロジスティクスシステム協会
2019年度物流システム機器生産出荷統計の概要を紹介
◎2年連続で総売上金額5,000億円を達成

■連載
[新連載|医薬品のGDP入門 1 ]
GDPとはどういうものか? GDPガイドラインとは?
◎小山ファーマコンサルティング 代表 小山靖人氏

[システムの眼Ⅱ]54 酒は楽しく、苦くもある
◎早稲田大学 名誉教授/高橋輝男

[5分で読める教養講座 76《おススメ書籍》ひとくちガイド]
Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法(サンマーク出版)/在宅医療の闇と光 腐敗した日本医療業界への宣戦布告!(幻冬舎)/逆転のイギリス史 衰退しない国家(日本経済新聞出版社)
◎小泉事務所 代表/小泉 豊

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