SBSホールディングス㈱は6月17日、SBS東芝ロジスティクス㈱が(公社)日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2022」)で発表した物流現場改善事例が「優秀物流改善賞」を受賞し、6月14日の表彰式で表彰されたと発表した。

JILS遠藤会長(当時、左)と北関東支店検見川分室の鈴木氏(右)
SBS東芝ロジスティクス代表の佐藤氏(中央)、鈴木氏(左)と二本柳氏(右)

今回受賞した同社北関東支店検見川分室は、「ダイバーシティ推進による組織風土の活性化(女性従業員に優しい倉庫環境づくり)」をテーマに、従業員アンケートより女性作業員の目線に立ってきめ細かく改善活動を進め、出荷頻度分析による部品のロケーション配置を見直し、ピッキング作業を標準化、作業負荷の軽減、作業の安全性の向上を図った。従業員満足度を評価し女性従業員だけでなく男性従業員にとっても働きやすい倉庫環境を実現した。

同社の受賞は、昨年の「物流合理化努力賞」に続き2年連続となる。

北関東支店検見川分室の鈴木勉氏は、「ダイバーシティに特化した活動はメンバーそれぞれの多様な感性・能力・経験などが最大限に活かしたことで、現場改善が飛躍的に進めることが出来ました。今後も人手不足が進むなかで、誰もが働きやすい職場環境づくりを継続していきたい」と受賞の喜びを語った。