ROBO-HI㈱は9月1日、多様なAGV(無人搬送車)・AMR(自律走行搬送ロボット)・AGF(無人搬送フォークリフト)を一元的に統合制御する「ROBO-HI AOS」について、従来の日本国内向けの提供に加えて現地法人であるROBO-HIベトナムを通じて、ベトナムの工場・倉庫向けに提供を開始すると発表した。

同社によると、東南アジアの製造・物流現場では、人手不足への対応や生産性向上を背景に、大企業を中心として実績のあるAGV・AMR・AGFの導入への関心が急速に高まっている一方、複数メーカーの搬送機器が混在する現場では、機器ごとに異なる管理画面や運用ルールが導入・運用の障壁となるケースも少なくないと指摘。同社はメーカーを問わず複数のAGV・AMR・AGFを単一のプラットフォーム上で統合的に管理・制御できる「ROBO-HI AOS」を日本国内で提供してきた。今回、ベトナム国内の倉庫において、無人搬送フォークリフト「TUSK」(最大積載量1,000kg)や、LiDARを用いた自律走行ナビゲーションを備えた「SEER」ロボット等、複数メーカーの搬送機器を対象にROBO-HI AOSとの統合稼働を検証するPoC(概念実証)を実施した結果、実運用を想定した機器の設置・稼働手順の確立や、ROBO-HI AOSのユーザーインターフェースを通じたロボットの遠隔監視・稼働状況の一元管理等、ベトナムの現場における実用的な導入・運用能力を確認したことを明らかにした。

各メーカーのロボットと連携するROBO-HI AOS

そうした結果を踏まえ、同社はベトナムにおける事業展開の実現可能性を確認し、現地法人ROBO-HIベトナムを通じた事業提供の開始を決定した。

●ROBO-HI AOS
https://www.robo-hi.jp/robo-hi

●サービスの概要
今回のサービスは、ROBO-HI AOSを通じて工場・倉庫内で稼働する複数メーカー・複数機種のAGV/AMR/AGFを1つの管理画面から統合的に監視・制御するソリューション。ベトナム国内の工場・倉庫を対象に、ROBO-HIベトナムが現地での導入支援から保守・運用までを一貫して提供する。

●主な特長
①複数メーカー・複数機種のAGV/AMR/AGFを単一プラットフォームで統合管理
②ロボットの稼働状況・位置情報をリアルタイムに可視化する監視ダッシュボード
③緊急停止機能を含む、遠隔からの一括制御
④フロアマップ上でのロボットの動線確認・タスク管理

同社は今回のベトナム事業開始を皮切りに、対応可能なロボット機種の拡充やベトナム国内における導入拠点の拡大を進めるほか、東南アジア地域における事業展開も視野に入れ、検討を進めていくとしている。