東京ガス㈱は6月29日、ローリ車を用いて顧客にLNG(液化天然ガス)を届ける事業で、累計の出荷および輸送量が今年2月に1,000万トンを突破したことを明らかにした。

累計1,000万トン突破を記念して開催されたイベント「One Team LNG」の様子(6月24日)

東京ガスは、1969年に日本で初めてLNGを輸入し、翌1970年に国内初となるLNGローリによる輸送を開始した。以降、周辺のガス事業者への供給を通じて都市ガスの普及を支え、2000年代以降は環境ニーズの高まりといった社会背景のもと、産業用の顧客への燃料転換提案の本格化により供給量が大きく増加し、現在では年間出荷量約55万トン(※1)(一般家庭約150万世帯分(※2))と、国内最大級のLNG供給インフラへと成長している。

LNGローリー車とLNGサテライト
LNGローリー累計出荷量の推移

同社は半世紀以上にわたり、LNGサテライト設備の建設、年中無休のLNG出荷体制、そして、国内最多規模となる約200台のローリ供給体制にいたる一連のバリューチェーンを、パートナー企業と共に担い、日本のものづくりや日々の暮らしを支えてきた。日々の徹底した安全管理のもと積み重ねてきたローリの走行距離は、約2億km(地球約5,000周分)にも及ぶ。

今後も物流環境の変化や脱炭素化の進展に対応しながら、パートナー企業との連携をより一層強化し、顧客の脱炭素化や省エネに貢献するソリューションの提供を推進と、天然ガスの安定供給に取り組んでいくとしている。

※1:2025年度実績
※2:一般家庭の年間ガス使用量を約300立方メートルとして試算