三協レイノス㈱は9月11日、国際物流総合展2025 第4回INNOVATION EXPO(2025年9月10日~12日、東京ビッグサイト)において、グリーン物流ソリューションに関する専門知識を発表した。

具体的にはカーボンフットプリントの測定方法から削減の最適な解決策まで、日本の物流課題と持続可能性の調和を支援するグリーン物流ソリューションに関する専門知識を紹介した。

同社によると、日本のグリーン物流市場は、2026年度から2033年度にかけて年平均成長率(CAGR)7.57%で成長すると予測されており、日本企業はよりクリーンなプロセスと技術の導入を目指しているとしている。

そうした状況を踏まえ、同社はLogis-Tech Tokyo 2025において講演を行い、日本および国際企業がサプライチェーン全体における持続可能条件を満たすための最新トレンドと解決策を提案した。

講演のタイトルは持続可能性と物流の融合。講演を通して、同社が持続可能性と効率性を両立させた革新的な低排出輸送ソリューションに重点を置いていることを説明した。

三協レイノス 代表取締役社長の木曽恵子氏(中央)

まず効果的な脱炭素化を目指す企業にとって、測定ツールを用いて自社のカーボンフットプリントを包括的に測定することから始めるべきだと述べた。ツールには、Rhenus Logistics Air & Ocean社の排出ダッシュボード(炭素排出量と輸送量を測定、追跡、監視する機能)が含まれる。

また、同社はパートナー企業と密接に協力し、物流業務を最適化するソフトウェアを活用している。同社が提供するTransport Mode Optimizerは、各輸送オプションのコスト、タイミング、環境への影響を精査した上で、より排出率の低い輸送オプションを絞り込むことが可能。航空貨物向けの排出効率ツールであるRHEGREENは、企業が最も排出効率の良い航空機を決定・選択するのに役立つ。

最後に、輸送車両に持続可能な船舶用燃料や航空燃料を装備することで炭素排出量の削減を図るカーボン・インセット・プログラムの実施についても説明した。

講演の中で、同社は地域の市場ニーズに合わせてカスタマイズされた解決法を提供する際に、世界規模での経験を活用していることも紹介した。

同社はEcoVadis、EcoTransIT、Smart Freight Centre、国連グローバル・コンパクト、Searoutesといった主要組織との戦略的パートナーシップを通じて、持続可能性への取り組みを強化している。

三協レイノス 代表取締役社長の木曽恵子氏は今回の講演に関して「私達は、国際物流総合展に再び参加し、最新の見解と持続可能な物流ソリューションを発表できたことを光栄に存じます。社会的責任を果たす企業の一員として、カーボンフットプリントの測定から環境への影響の積極的な削減まで、地域企業のニーズを支援するために引き続き取り組んでまいります」と述べた。