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中国・韓国・台湾、そして日本??
アジア出版各社との“物流情報ネット”いよいよ基盤確立へ

流研が目指す“平原構想”の実現

流通研究社の社長・間野勉は、日本の"物流の父"平原直先生より提案された「アジア物流情報ネットワーク構想」を実現するために、アジア各国を一歩一歩訪問し、最も信頼性の高い協会、出版社を訪問調査し、関係強化と編集企画協力および出版契約を進めてきました。

その代表的なものを紹介すると、台湾では、台湾生産性本部の月刊「生産力」、中華民国自動化協会の季刊「自動化」。さらに台湾物流協会の3団体と情報交流を進め、1995年の8月には台湾物流協会と中華民国自動化協会の支援の下で「物流技術と戦略雑誌社」を設立、第1回台北国際物流展において、季刊「物流技術と戦略」(1995年8月創刊)を発表してきました。

この「物流技術と戦略」が発刊されるまでの準備体制、設立までには約8年を要しましたが、その中心的役割を果たしたのが間野であり、現在は同雑誌社の顧問として、編集企画の協力契約を結んでいます。

 

中国、さらにアジアの情報ネットワーク確立へ

一方、中国では、中国機械工程学会、中国物資流通学会と定期的情報交流を進め、中国機械工業部・北京起重運輸機械研究所発行の月刊「起重運輸機械」、中国物資部・物資流通技術研究所発行の月刊「物流技術」など2媒体とも、流通研究社は物流情報交流を推進していく方針です。

また、マテリアルフローの前進である月刊「無人化技術」96年1月号に詳しく紹介されていますが、中国初の物流システム技術専門誌として北京科技大学・物流研究所から季刊「物流技術と応用」の出版が発表され、流通研究社の協力のもと創刊号が発刊されています。

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流通研究社ではこれらアジア各国を代表する協会、出版社を情報拠点として、日本を核とするアジアの物流情報ネットワークを確立し、信頼と相互の出版権を尊重しつつ、「平原構想」の実現を目指します。

これにより今後も、「アジアの物流とシステム設備」の発展のため、さらに一歩、貢献していく所存です。

 

過去の交流会の模様は、月刊マテリアルフローのPDFをダウンロードいただけます。

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